♯店主私物
- houtoubooks
- 14 時間前
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放蕩書店・店主である宗沢香音が愛読してやまない本を紹介する特集です。どれも生きるために必要だった本ばかり。一人の救いが誰かの希望につながることを信じて隠れた名著を紹介します。※お取り扱い本は全て新刊です。
・重力と恩寵/シモーヌ・ヴェイユ
重力と恩寵/シモーヌ・ヴェイユ
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家出したときにポスティングのバイトをやって身銭を稼いでいたのですが、休憩時間に公園で開いていたのが『重力と恩寵』でした。困難の中にいるとき、自分の体はだんだん重くなっていきますが、同時に神聖にもなっていく。
「ボロボロになってく 神様になってく君が透明な銃 放つ自由」
TOKYO BLACK HOLE /大森靖子
ダメなところで生まれて頑張ってもその先ぜんぜん辛くて、頑張ってやっと人並み以下の人生しか手に入らなかったな。狭い部屋で思うんですけれど、辛かったことを対価にも代償にもせず、かわいそうの文脈で自分を語るのを我慢して、ストイックに生きた分だけ、向こうで普通に笑っている人の持っている苦労とか辛さとか眼に見えるようになったので、もっと分厚くて神聖で、気迫のある、天使の羽が生えた、ただの人間になっていきたい。ヴェイユを読むと、そう勇気づけられます。
・うわさの壁/李清俊
うわさの壁/李清俊
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