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登録日: 2024年4月9日

記事 (30)

2025年12月27日1
男娼かもしれない/人間観察 vol.1 サイゼリヤ
サイゼリヤ✕13人=???
自由すぎる文芸誌、できました。
 雑誌『人間観察』は、毎号ひとつのテーマを掲げ、それに沿って「人間」をさまざまな角度から観察・表現する文芸雑誌です。小説、エッセイ、詩、評論、漫画──ジャンルは様々。テーマにさえ沿っていれば何でもありの、まさに“闇鍋”のようなごった煮雑誌を目指しました。
 記念すべき創刊号は、みんな大好きなイタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」の特集です。低価格ながらコストパフォーマンスは抜群。美味しくて満足度も高い。そんなサイゼリヤに、日頃からお世話になっている方も多いのではないでしょうか? 
 本誌では、さまざまな角度や切り口から、サイゼリヤを徹底的に観察していきます。
著者(掲載順):
しらい弁当・サカナ文庫・イトウシエリ・no-suke・さじや・ISBbooks イソベスズ・桑名陽・すえだべべ・朝霧サトカ・城主ペネロペ・そのひぐらし商会 RIKO・書肆 海と夕焼 柳沼雄太・宗沢香音・しろくま舎 品場諸友
表紙イラスト:
はるやまひろし

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2025年12月22日1
本探し 
神保町で“本探し”。書肆 高山本店、文献書院ブンケン・ロック・サイドにご協力いただきました。Photo by 高橋侑也(IG @yuya_of_iyama)|ポートレートは毎週金曜更新。  English (≤250 characters) Book hunting in Jimbocho. Thanks to Shoshi Takayama Honten and Bunken Shoin “Bunken Rock Side” for their support. Photo by Yuya Takahashi (IG @yuya_of_iyama). New portraits every Friday.

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2025年12月18日2
recover(re+cover=再び覆う/取り戻す)
『家出! 放蕩記(上)』の二版に伴い、校正者とやりとりをしたゲラをブックカバーとしてプリントしました。本を損傷から守る保護具としてだけではなく、「recover(re+cover=再び覆う/取り戻す)」という操作そのものを、読者の手元で再現するための装置です。  素材として用いられるのは、校正者との往復によって実際に使われた赤入りのゲラ。レーシングペーパー越しに透ける赤い修正指示は、宗沢香音のいびつな文章から流れ出た血管です。言語が再配列され、循環しはじめる様子が、一枚の紙の上で再演されます。校正は、誤りを正すだけではなく、テキストが呼吸を取り戻すためのリハビリテーションであり、同時に書き手自身がひとりで抱え込む制作から回復していく手続きでもあるのです。  電車や喫茶店では、このカバーはメカクシとして使えます。私としか言いようのない家出をして、ZINE文化と文芸の間にいる私としかいいようにないレイアウ トで本を製作したので、放蕩ちゃん=表層の私を表紙にすることは、必然的でした。それを再び、宗沢香音 (の文章)=内蔵的な私で覆うことで、損傷の修復ではなく、表面を更新し、二者の関係性...

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